京都ノートルダム女子大学はお嬢様大学?【閉学予定】

京都ノートルダム女子大学はお嬢様大学 お嬢様大学

京都ノートルダム女子大学には、カトリック系の女子教育や、系列の小学校・中学校・高校があるなど、「お嬢様大学」というイメージがあります。

一方で、学生の雰囲気は、落ち着いた服装の女子生徒が多く、お嬢様というよりは一般的な女子大生に近いです。

多くの卒業生を輩出してきた京都ノートルダム女子大学ですが、近年は定員割れが続いており、2025年度入学生を最後に、2026年度から学生募集を停止し、在学生の卒業後に閉学の予定です。

そんな京都ノートルダム女子大学がお嬢様学校と言われる理由や、お嬢様より一般家庭出身が多いのかについて調査しました!

京都ノートルダム女子大学がお嬢様といわれる理由

ドイツ系のカトリック女子教育

京都ノートルダム女子大学の原点は、ドイツで創立したノートルダム教育修道女会です。

ノートルダム教育修道女会は、ヨーロッパやアメリカで女子・児童教育を展開しており、
日本では戦後にシスターが京都へ派遣され、ノートルダム女子系列の学校が設立されました。

1952年にノートルダム女学院中学校、1953年にノートルダム女学院高等学校、1954年にノートルダム学院小学校、そして1961年にノートルダム女子大学(のちに京都ノートルダム女子大学へ改称)が設立されます。

京都ノートルダム女子大学の背景には、ヨーロッパやアメリカで培ったカトリック系の女子教育があります。
学校の設立時は女性の教育機会も限られていた時代で、国際的な教養や知識が学べる先進的な学校でした。

小中高のノートルダム系列校がある

京都ノートルダム女子大学には、長年にわたりノートルダム学院小学校、ノートルダム女学院中学校・高等学校という系列校がありました。

系列校から内部進学する学生もいますが、小中高どれも年間100万円以上の学費が必要となり、経済的に裕福な家庭が多いと考えられます。

2026年4月から、ノートルダム学院小学校とノートルダム女学院中学高等学校は学校法人ヴィアトール学園へ移管されており、現在は京都ノートルダム女子大学と同じ学校法人が運営する系列校ではなくなっています。

京都ノートルダム女子大学の学費は高い?

京都ノートルダム女子大学の学費は、一般的な私立大学の平均程度になります。
京都ノートルダム女子大学の2025年度の初年度納付金は、約140万円です。
また、学科によって学費が高額になるというわけでもありません。

学費以外にも交通費や教科書代、一人暮らしの費用も含めると、
大学4年間で500万~800万円以上程度の教育費用になることが考えられます。

学費は一般私大の平均ですが、私立大学に4年間通うだけでも裕福な家庭である証です。
一般家庭の範囲と言えばそうですが、それなりのお嬢様である家庭環境だと考えられます。

京都ノートルダム女子大学の偏差値は?

京都ノートルダム女子大学の偏差値は、各種予備校が発表している2025年度の偏差値はBF~35.0前後で、
2025年度の一般方式では志願者90人に対して合格者82人で、倍率は約1.1倍でした。

入学生の募集停止直前の京都ノートルダム女子大学は、入試難易度の高い大学とは言いにくい状況でした。

また、入学生の数も減少しており、2020年度には429人が入学していましたが、2021年度267人、2022年度212人、2023年度198人、2024年度186人、2025年度169人と減少しています。

昔は一定の偏差値・入試難易度で、入学生の数も多かったですが、2020年代から定員割れや偏差値の低下していたことがわかります。

京都ノートルダム女子大学はお嬢様より一般家庭出身が多い?

奨学金を利用している学生は3~4人に1人

京都ノートルダム女子大学では、令和6年度に258人が日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しています。
(JASSOの公開資料より計算しています)

同年度の学部在籍者数881人(4学年分)をもとに計算すると、貸与率は約29.3%で、3~4人に1人は奨学金を利用していることになります。

大学での奨学金貸与率の全国平均約31%を下回っており、裕福な家庭が多い印象を受けますが、お嬢様ばかりの大学ではないこともわかります。

付属高校から内部進学は少なく、外部からの入学が9割以上

京都ノートルダム女子大学には、系列のノートルダム女学院高校から進学できる内部進学推薦制度がありました。

ですが、2020年代ではノートルダム女学院高校から京都ノートルダム女子大学への進学は少なく、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、上智大学など、系列外の大学へ多くの合格者が出ています。

2025年3月のノートルダム女学院高校卒業生は92人で、京都ノートルダム女子大学への合格者は13人でした。
2025年度の京都ノートルダム女子大学の学部入学者は編入生を含めて178人で、合格者13人が入学したとしても約7%となります。

京都ノートルダム女子大学は系列女子校がある伝統的な女子学園ではありましたが、入学生はほとんどが外部からとなっていました。

公立高校からの入学者は少数派だけどいる

京都ノートルダム女子大学は、系列のノートルダム女学院高校から進学する学生もいましたが、公立高校からも幅広く合格者が出ていました。

募集停止前最後となった2025年度の高校別合格実績では、京都市立紫野高校4人、西城陽高校4人、桂高校2人、乙訓高校2人、峰山高校2人、大阪府立山田高校2人、滋賀県立米原高校2人など、公立高校からの合格者が確認できます。

そのほかにも、八幡高校、長浜北高校、西舞鶴高校、高松商業高校、丸亀高校など、京都府だけでなく滋賀・大阪や地方の公立高校からも合格者が出ています。

一方で私立高校からは、系列の洛星ノートルダム女学院高校13人、京都橘高校2人、平安女学院高校2人、光泉カトリック高校1人、花園高校1人、京都明徳高校1人、などから合格者が出ています。

京都ノートルダム女子大学は、私立の女子校や中高一貫校の出身者ばかりが集まる大学ではなく、公立高校からも幅広く受験されていたことが分かります。

京都ノートルダム女子大学のお嬢様度を判定!

学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!

京都ノートルダム女子大学の総合的なお嬢様度はBランクです。

京都ノートルダム女子大学は、閉学する予定ですが、女子大としての長い歴史や、ドイツ系のカトリック女子教育、系列の小学校~高等学校があることなど、伝統的なお嬢様大学であると言えます。

また、学費は一般私大と同等で、入試難易度も難関というわけではなく、入学への敷居は低いです。
内部生の進学が少なく、ほとんどの学生が一般家庭に近い経済感覚であると考えられます。
そのため、「伝統と校風からお嬢様イメージが強い大学」としてBランクの判定となりました。

判定項目評価
歴史・伝統A
教育理念・校風A
一貫教育・内部進学C
学費・教育環境B
学力・入試難易度C
知名度B
全体評価B