東京家政学院大学は、100年以上続く女性向けの家政学の学校であること、東京・千代田区三番町の立地などから「お嬢様大学」というイメージがあります。
東京家政学院大学は女子大学でしたが、2025年度から男女共学になっています。
一方で、奨学金を利用している学生は3人に1人だったり、系列高校から進学は新入生全体で5%程度、公立高校からの進学も多く、実態は一般家庭出身の学生が多いです。
東京家政学院大学について調べると、
「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「内部進学の人がいる中で、友達がつくりにくかったりする?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
「アルバイトしたら浮く?」
と、気になったり、不安になったりしますよね。
本記事では、東京家政学院大学の学生は一般家庭が多いのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!
東京家政学院大学はお嬢様より一般家庭出身が多い?
奨学金を利用している学生は3人に1人
東京家政学院大学では、令和6年度に学部生1297人のうち399人が日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しており、利用率は約30.8%です。(JASSOの公開資料より計算)
およそ3人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しており、一般家庭が多いこともわかります。
全国の大学生の奨学金貸与率は概算で約31%なので、東京家政学院大学の貸与率はほぼ全国平均と同程度です。
系列の女子中高からの内部進学の割合は少ない
東京家政学院大学には、系列の東京家政学院中学校・高等学校(女子校)があります。
東京家政学院中学校・高等学校から、東京家政学院大学に内部進学する人もいます。
2025年3月卒業生は、東京家政学院高校から東京家政学院大学へ10人が内部進学しており、
2025年度の大学入学者数は190人なので、内部進学者の割合は約5%です。
内部進学者の割合が5%というのは、他のお嬢様大学に比べ少なく、一般家庭の学生割合が多い印象があります。
また、東京家政学院中学校・高等学校は、2027年4月から「法政大学千代田三番町中学校・高等学校」へ改名し、法政大学の系列校になる予定です。(共学化の予定は2026年時点ではありません)
法政大学への進学が強化されるため、今後、東京家政学院大学への系列校からの進学者数は変わる可能性があります。
公立高校からの合格者も多い
東京家政学院大学は、公立高校から多く合格者が出ています。
2025年度は、神奈川県立橋本高校から4人、八戸北高校・佐原高校・成東高校からそれぞれ2人のほか、清瀬高校、千葉南高校、柏南高校、南平高校、江戸川高校など、関東圏の公立高校から幅広く合格者が出ています。
一方、私立高校では明治学院東村山高校から3人、国府台女子学院高等部・狭山ヶ丘高校から各2人のほか、朋優学院高校や潤徳女子高校などからも合格者が出ています。
合格者全員が入学したわけではありませんが、私立の名門女子校や富裕層向けの中高一貫校出身者ばかりが集まる大学ではないことがわかります。
東京家政学院大学がお嬢様イメージを持たれる理由
100年以上続く女性向けの家政学の学校(現在は共学化)
東京家政学院系列は、1923年に家政学者の大江スミさんが開いた「家政研究所」から始まります。
当時は、女性が大学や専門学校で高度な教育を受けること自体が現在ほど一般的ではありませんでした。
東京家政学院では、料理や裁縫といった家事技術だけでなく、衣食住、衛生、化学(化学実験含む)など、当時からすると様々な先進的な女子教育を行っていました。
昔は特に進学率が高くなく、東京家政学院で先進的な家政学教育や生活技術、教養が身につけられることから、教育熱心なご家庭のお嬢さんが通うといった印象につながっていると考えられます。
また、東京・千代田区三番町という都心で100年以上私立の女子向けの家政学を中心とした教育を行っていることも、伝統のある女子校のイメージがあります。(現在は共学化しています)
学費は一般の私大と同等
東京家政学院大学の学費は、一般的な私立大学の平均程度にはなります。
東京家政学院大学の2026年度の初年度学費は、約138万~152万円程度です。
人間栄養学科の学費が高く見えますが、全国的に私立の栄養系の学科は、実習設備や実習費用が必要なため高めの学費となっています。
学費だけで大学4年間で464万~520万円以上程度の教育費用になることが考えられます
学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。
東京家政学院大学の偏差値は?
東京家政学院大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値はBF~37.5前後です。
2026年度の一般選抜・共通テスト利用の合計では、延べ217人が受験し、179人が合格しており、実質倍率は約1.3倍でした。
学部により差がありますが、学力面では入りやすい入試難易度となっています。
東京家政学院大学のお嬢様度を判定!
学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!
東京家政学院大学の総合的なお嬢様度はBランクです。
東京家政学院大学は、100年以上続く女性向けの家政学の学校であること、東京・千代田区三番町の立地など、伝統ある女子大学として、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。(現在は共学化しています)
学費は一般私大と同等で、入試難易度も難関というわけではなく、入りやすいです。
内部生の割合も約5%で、ほとんどの学生が一般家庭に近い経済感覚であると考えられます。
そのため、「お嬢様イメージはあるものの家政学の伝統のある大学」としてBランクの判定となりました。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 歴史・伝統 | A |
| 教育理念・校風 | B |
| 一貫教育・内部進学 | B |
| 学費・教育環境 | B |
| 学力・入試難易度 | B |
| 知名度 | B |
| 全体評価 | B |
一方で、東京家政学院大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!
東京家政学院大学の総合的な庶民度はAランクです。
庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。
東京家政学院大学では、3人に1人が奨学金を貸与されており、付属高校以外からの外部生が9割以上で、公立高校出身者も多く、庶民度はAランクの判定となりました。
学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率) | A |
| 外部生の多さ | A |
| 出身高校の幅(公立含む) | A |
| 学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP) | B |
| 実務的か(実技や資格、就職に強い) | A |
| 全体評価 | A |


