藤女子大学はお嬢様大学?学費・校風・内部進学からお嬢様度を判定!

藤女子大学はお嬢様大学 お嬢様大学

藤女子大学は、北海道の歴史のあるカトリック女子校であることや、カトリックらしい大学キャンパなど、「お嬢様大学」というイメージがあります。

一方で、奨学金を利用している学生は3人に1人だったり、公立高校からの合格者もおり、実態は一般家庭出身でもなじみやすい大学です。

藤女子大学について調べると、

「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「内部進学の人がいる中で、友達がつくりにくかったりする?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
「アルバイトしたら浮く?」

と、気になったり、不安になったりしますよね。

本記事では、藤女子大学の学生は一般家庭が多いのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!

藤女子大学はお嬢様ばかり?一般家庭でもなじみやすい?

奨学金を利用している学生は約3人に1人

藤女子大学では、令和6年度に588人が日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しています。(JASSOの公開資料より計算)

藤女子大学の学部在籍者数1578人をもとに計算すると、貸与率は約37.3%で、
およそ3人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しています

大学の奨学金の貸与率の全国平均約31%を上回っており、お嬢様ばかりの大学ではないことがわかります

姉妹校からの内部進学の割合は少ない

藤女子大学には、姉妹校の高等学校が3校あり、藤女子高校・旭川藤星高校・北見藤高校があります。

姉妹校から、藤女子大学に内部進学する人もいます

2025年度の高校別合格実績では、姉妹校の藤女子高校から44人、旭川藤星高校から15人、北見藤高校から5人の合格者が出ており、合計は64人です。

同年度の藤女子大学の入学者は350人なので、合格者の64人全員が進学したとしても、内部進学者の割合は2割未満です
また、実際の進学者数は公表されておらず、他大学に合格して進学しなかった人も含まれるため、実際はさらに内部進学者数は少ないと考えられます。
そのため、藤女子大学は、内部進学者が多数いるわけではなく、外部の高校から進学する学生が多数を占めていることになります

公立高校からの合格者もいる

藤女子大学は公立高校から幅広く受験されており、合格者も多数います。

2026年度の高校別合格実績では、札幌北陵高校44人、札幌手稲高校43人、札幌新川高校41人、札幌月寒高校20人、札幌清田高校18人、石狩南高校18人、小樽潮陵高校12人、北広島高校12人など、北海道内の公立高校から多数の合格者が確認できます。

合格者全員が入学したわけではありませんが、系列校や私立女子校だけでなく、北海道の公立高校からも広く進学先として選ばれている大学です。

藤女子大学がお嬢様イメージを持たれる理由

北海道の歴史のあるカトリック女子校

藤女子大学は、1961年に北海道初の四年制女子大学として設立された歴史ある学校です。
藤女子大学の設立当時は、女性の4年制大学進学率がわずか3.0%であり、高度な教育を受けられる女性は限られていました。

また、藤女子大学はキリスト教に基づいた教育方針であり、知識や学力だけでなく、品格や教養といった女性の全人的教育を教育理念としています。
カトリック教育のイメージからも、礼儀正しく他者を尊重する女性像からお嬢様イメージにつながっていると考えられます。

【豆知識】なぜキリスト系の教育はお嬢様学校と言われるのか

キリスト教系の学校は、鎖国から開国して間もなく、日本の女子教育を早くから支えた存在です。

鎖国から開国し、その後数十年、日本の女性が中学校や高校などに進学することは当たり前ではありませんでした。

その中で外国人宣教師や修道女が女学校を開き、女子に基礎的な読み書きや計算だけでなく、高度な教育である語学やキリスト教など幅広い教養を教えはじめます。

当時、娘を私立の女学校へ通わせられる家庭は限られていたため、結果として社会的・経済的に余裕のある家庭のお嬢様が集まりやすくなりました

令和の時代には女性が大学へ行くことや、社会進出することは当たり前になっていますが、鎖国から開国したのは1854年で、まだ200年経っていません。
昭和末期(1988年頃)でさえ、4年制大学への進学率は25%前後(女性は12%前後)のため、キリスト系の教育に上品なイメージがある高度な教育を受けられるのはお嬢様といった価値観を持つ世代の人もいます。

カトリックらしい大学キャンパス

藤女子大学は、現在もカトリックらしさを感じられるキャンパスです。

大学キャンパスには聖マリア聖堂があり、キリスト像や聖母子像、十字架のある祭壇が特徴で、ミサやカトリック関連の行事に使用されています

他にも、キャンパス内にはマリア像や聖人像、小聖堂、カトリックセンターなどもあり、カトリック文化を感じられるキャンパスになっています。

付属の藤女子中学校・高等学校が進学校

付属の中高一貫校である藤女子中学校・高等学校の、2026年度の大学への合格実績では、高校3年生が1学年117人に対し国公立大学だけで21人合格、そのほか有名私立大学多数合格など、かなりの進学校です

藤女子中学校・高等学校に通う学生は教育熱心な家庭が多い印象からも、藤女子学園系列のお嬢様イメージにつながっていると考えられます。

学費は一般の私大と同等

藤女子大学の学費は、一般的な私立大学の平均程度にはなります。
藤女子大学の2026年度の初年度納付金は、学部によりおよそ124~136万円です。

学費だけでも大学4年間で500万程度の費用になることが考えられます。

学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。

藤女子大学の偏差値は?

藤女子大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値は35.0前後で、
2026年度の一般選抜A日程は、実質倍率1.06倍で、受験者211人に対し合格者199人です。

1990年代では藤女子大学の偏差値は55~58、2015年頃では偏差値50前後と、偏差値が徐々に下がったことは間違いありません
偏差値が下がった背景には、藤女子大学特有の現象ではなく、
受験者数の減少女子大離れ偏差値が下がったことによる優秀な内部生の外部受験があります。

大学の受験者数は1990年に比べ現在増えていますが、
4年制大学が増えているため、大学に対する受験者数は減少しています。
そのため、昨今では定員割れする大学が増えています。

1990年2023~25年ごろ
18歳人口約201万人約106~110万人
大学進学率24.6%約58~59%
大学進学者数約49万人約63~64万人
4年制大学数507校810校

また、女子大離れが進んでいる理由には、時代背景が大きく影響しており、
昔は女性が進学することや社会進出することは一般的ではなく
学校も社会も男性の比率が高いのは当たり前でした。
そのため、昔は女性らしい人文系や家政系の学部が人気だったことや、
女性の社会進出の実績がある女子大自体にブランドがあり、
受験する学生も、共学の大学に進むことは今ほど当たり前ではありませんでした

現在は、女性でも有名私立大学・国公立・理系学部を目指すことが当たり前になっており、
充実した設備や教育、就職に有利な学習環境・就職実績を持つ大学も多く、
女子大を進路にする人が少なくなっていることが、女子大の偏差値の低下につながっています。
(共学思考の人が増えているのはそうですが、今でも社会的に女子大に需要はあり、
卒業生が社会で活躍することで作り上げてきた就職の強さなど、
女子大の強み、好印象な社会的イメージは今でもなくなっていません。

藤女子大学のお嬢様度を判定!

学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!

藤女子大学の総合的なお嬢様度はBランクです。

藤女子大学は、北海道の歴史のあるカトリック女子校であることや、カトリックらしい大学キャンパなど、伝統ある女子大学として、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。

学費は一般私大と同等で、入試難易度も難関というわけではなく、偏差値も低下しています。
内部生の割合は少なく、幼少期から英才教育を受けるような生粋のお嬢様は少ないと考えられます。
そのため、「北海道の歴史のあるカトリック系お嬢様大学」としてランクの判定となりました。

判定項目評価
歴史・伝統A
教育理念・校風A
一貫教育・内部進学B
学費・教育環境
学力・入試難易度C
知名度B
全体評価

一方で、藤女子大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!

藤女子大学の総合的な庶民度はAランクです。

庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。

藤女子大学では、3人に1人が奨学金を貸与されており公立高校からの合格者も多いことから庶民度はAランクの判定となりました。

学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。

判定項目評価
一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率)A
外部生の多さA
出身高校の幅(公立含む)A
学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP)
実務的か(実技や資格、就職に強い)B
全体評価A