国立音楽大学はお嬢様大学?学費・校風・内部進学からお嬢様度を判定!

国立音楽大学はお嬢様大学 お嬢様大学

国立音楽大学(くにたちおんがくだいがく)は、100年の歴史がある私立の音楽学校の系列大学であることや、学費や楽器費用、レッスン費用といった高い教育費用など、共学ですが「お嬢様学校」というイメージがあります。
国立音楽大学の国立は「くにたち」と読み、国公立大学ではなく私立大学です。

一方で、奨学金を利用している学生は約3人に1人だったり、系列校から進学は新入生全体で約2~3割など、実態は裕福な家庭ばかりではないです。

国立音楽大学について調べると、

「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「内部進学の人がいる中で、友達がつくりにくかったりする?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」

と、気になったり、不安になったりしますよね。

本記事では、国立音楽大学は一般家庭でもなじめるのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!

国立音楽大学はお嬢様ばかり?一般家庭でもなじみやすい?

奨学金を利用している学生は約3人に1人

国立音楽大学では、2024年度の学部生1245人のうち、日本学生支援機構の貸与奨学金を利用していた学生は441人です。(JASSOの公開資料や当時の学部生の数より計算)

貸与率は約35.4%で、およそ3人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しています

大学の奨学金の貸与率の全国平均約31%を上回っており、お嬢様ばかりの大学ではないことが分かります。

私立音楽大学は授業料だけでなく、楽器代やレッスン、演奏会などの費用もかかりやすいため、一定の経済力が必要とされやすいことからも、貸与奨学金を利用しているからといって、一般家庭の学生が多いとまでは言えません。

系列校からの内部進学生がいる

国立音楽大学には系列校があり、附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校があり、幼稚園から大学院まで一貫した教育を受けられる環境が整っています。

国立音楽大学附属高校には普通科と音楽科がありますが、音楽科から大学への内部進学が多く、
2026年3月に国立音楽大学附属高校音楽科を卒業した82人のうち、55人が国立音楽大学へ進学しています。

大学での内部生の割合は、2025年度の国立音楽大学の入学者260人に対して、附属高校からの進学者61人(普通科含む)が占める割合は約23%となっており、
国立音楽大学の新入生のおよそ4~5人に1人が内部生ということになります。
内部生同士でグループができている可能性はありますが、残りの7~8割は外部の高校から入学しているため、友達も作りやすいと考えられます。

学生の7割が女性

国立音楽大学の2025年度の音楽学部の在籍者は1174人でそのうち、女性は853人、男性は321人です。
およそ女性が7割、男性が3割の割合です。

国立音楽大学は男女共学ですが、全国的に音楽系の大学・高校は女性が7割ほどで、女性の割合が多いです。

国立音楽大学がお嬢様イメージを持たれる理由

100年の歴史がある私立の音楽学校

国立音楽大学の前身である東京高等音楽学院は1926年(大正15年)に創立され、2026年で学園自体の設立はちょうど100周年になります

100年前から音楽を専門に教えている学校という、音楽界でも知られており名門校のイメージがあります。

音楽大学は受験に実技が必要とされることが多く、国立音楽大学も専攻実技が入試科目になっている学科があり、中高生から音楽の知識や楽器実技を学んでいる必要があります。

大学入学以前から音楽についてレッスンを受けたり、幼少期から音楽に触れている学生が通う学校という印象が100年以上続いているため、あらゆる世代の人に音楽教育を受けてきたお嬢様が通う学校とイメージがあってもおかしくありません。

幼少期から音楽教育を受けた学生が通っている印象がある

国立音楽大学の系列学校には、附属幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学・大学院まで続けて音楽家を育てる環境が揃っています。

音楽教育には、楽器代や個人レッスン代、音楽教室の授業料、発表会やコンクールへの参加費・衣装費用など見えない費用が多くかかり、裕福な家庭でないと難しい側面があります。

何年も音楽を習ってきたような学生が集まりやすい環境は、育ちがよさそう」「教育に力を入れる家庭のお嬢様が多そうといったイメージにつながっています。

学費は一般の私大より高い

国立音楽大学の学費は、一般的な私立大学文系学部の1.5~2倍程度になります。
国立音楽大学の2026年度入学生の初年度納付金は234万7000円で、4年間ではおよそ864万円になります。

さらに音楽を専門的に学ぶ場合、楽器の購入・維持費や演奏会、コンクールなど大学納付金以外の費用がかかります。

学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。

国立音楽大学の偏差値や入試倍率は?

国立音楽大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値はBFで、
2026年度の入試では、音楽学部全体の一般選抜は85人が受験して76人が合格し、実質倍率は1.1倍でした。

偏差値や入試倍率を見ると、入学が簡単に見えますが、
様々な音楽教育を受けていることが前提の試験のため、偏差値では測れない入学難易度になります。

在籍学生数の推移は、年々徐々に減っており、志願者数の減少に合わせて入学定員も以前の450人から400人、さらに2021年度から320人へと段階的に縮小されてきています。
音大志望者自体が全国的に長期減少していることや、少子化、多様な4年制大学の増加などが背景にあると考えられ、在籍学生数の推移の減少は国立音楽大学に問題があるというより、世の中の流れの自然な範囲内と考えられます。

国立音楽大学のお嬢様度を判定!

学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!

国立音楽大学の総合的なお嬢様度はA+ランクです。

国立音楽大学は、100年の歴史がある私立の音楽学校の系列大学であることや、学費や楽器費用、レッスン費用といった高い教育費用など、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。

学費は一般私大より高く、入試難易度も長年の音楽教育を受けていないと入学が難しいです。
内部生の割合も多く、幼少期から音楽教育を受けるような学生も多いと考えられます。
そのため、「音楽教育を重視した伝統あるお嬢様大学」としてA+ランクの判定となりました。

判定項目評価
歴史・伝統S
教育理念・校風A
一貫教育・内部進学A
学費・教育環境S
学力・入試難易度A
知名度A
全体評価A+

一方で、国立音楽大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!

国立音楽大学の総合的な庶民度はBランクです。

庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。

国立音楽大学では、奨学金を利用している学生は約3人に1人だったり、系列校から進学は新入生全体で約2~3割などから庶民度はBランクの判定となりました。

学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。

判定項目評価
一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率)B+
外部生の多さC
出身高校の幅(公立含む)B
学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP)
実務的か(実技や資格、就職に強い)B
全体評価B