大阪音楽大学は、110年以上の歴史がある私立の音楽学校の系列大学であることや、学費や楽器費用、レッスン費用といった高い教育費用など、共学ですが「お嬢様学校」というイメージがあります。
一方で、奨学金を利用している学生は約2.4人に1人だったり、系列校はなく100%外部からの入学生であることなど、実態は一般家庭の学生が多いです。
大阪音楽大学について調べると、
「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
と、気になったり、不安になったりしますよね。
本記事では、大阪音楽大学は一般家庭でもなじめるのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!
大阪音楽大学はお嬢様ばかり?一般家庭でもなじみやすい?
奨学金を利用している学生は約2.4人に1人
大阪音楽大学では、2024年度の学部生882人のうち、日本学生支援機構の貸与奨学金を利用していた学生は362人です。(JASSOの公開資料や当時の学部生の数より計算)
貸与率は約41.0%で、およそ2.4人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しています。
大学の奨学金の貸与率の全国平均約31%を上回っており、お嬢様ばかりの大学ではないことが分かります。
私立音楽大学は授業料だけでなく、楽器代やレッスン、演奏会などの費用もかかりやすいため、一定の経済力が必要とされやすいことからも、貸与奨学金を利用しているからといって、一般家庭の学生が多いとまでは言えません。
系列高校がないため、内部進学生はいない
大阪音楽大学には、以前は付属音楽高等学校がありましたが、1981年に閉校しています。
現在は系列の中学校・高校がないため、高校から大学への内部進学者はいません。
大阪音楽大学の系列校には、大阪音楽大学短期大学部・大阪音楽大学付属音楽幼稚園の2つがあります。
大阪音楽大学短期大学部から、大学音楽学部の3年次へ編入する制度があるため、編入生が入ってくる可能性はありますが、
入学生は100%外部からとなるため、既存の内部生グループなどはなく、友達がつくりやすいと考えられます。
学生の6~7割が女性
大阪音楽大学の2026年度の音楽学部の在籍者は860人でそのうち、女性は572人、男性は288人です。
およそ女性が6.6割、男性が3.4割の割合です。
大阪音楽大学は男女共学ですが、全国的に音楽系の大学・高校は女性が7割ほどで、女性の割合が多いです。
大阪音楽大学がお嬢様イメージを持たれる理由
110年以上の歴史がある私立の音楽学校
大阪音楽大学の前身である大阪音楽学校は1915年に創立され、110年以上の歴史がある関西の伝統的な音楽大学です。
また、大阪音楽大学は関西で唯一の音楽学部音楽学科のみの音楽大学です。
1915年の設立当時は、東京に東京音楽学校がありましたが、関西には本格的な音楽専門教育機関がほとんどありませんでした。
そのため、大阪音楽学校(後の大阪音楽大学)は、関西で110年以上前から音楽を専門に教えている学校として知られています。
また、音楽大学は全国的にどこも入学前から音楽教育を受けていることが前提の入試となっていることが多く、大阪音楽大学の一般選抜でも専攻ごとの専門実技に加えて、ソルフェージュ・楽典・鍵盤楽器といった音楽基礎科目の試験がある学科もあります。
大学入学以前から音楽についてレッスンを受けたり、幼少期から音楽に触れている学生が通う学校という印象が設立時から続いているため、あらゆる世代の人に音楽教育を受けてきたお嬢様が通う大学とイメージがあってもおかしくありません。
本格的なオペラハウスなど充実した音楽設備
大阪音楽大学にはオペラハウス「ザ・カレッジ・オペラハウス」があり、1989年に完成した756席の本格的なオペラ劇場になっています。
日本で初めて専属のプロ管弦楽団・合唱団がいる劇場で、学生公演だけでなく、国内外の音楽家を招いた公演も行われます。
他にも、ミレニアムホール、録音スタジオ、オペラ演習室、楽器資料館など、音楽大学として専門施設がかなり充実しています。
本格的な音楽教育や、音楽設備、プロの音楽家の演奏を聴く機会も多い環境は、お嬢様イメージにつながっていると考えられます。
学費は一般の私大より高い
大阪音楽大学の学費は、一般的な私立大学文系学部の1~2倍程度になります。
大阪音楽大学の2026年度入学生の初年度納付金は140~223万円で、4年間ではおよそ589~841万円になります。
さらに音楽を専門的に学ぶ場合、楽器の購入・維持費や演奏会、コンクール参加費・衣装費用など大学納付金以外の費用がかかります。
学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。
大阪音楽大学の偏差値や入試倍率は?
大阪音楽大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値は35.0で、
2026年度の入試では、音楽学部全体の一般選抜は88人が受験して70人が合格し、実質倍率は1.3倍でした。
偏差値や入試倍率を見ると、入学が簡単に見えますが、
学科によっては様々な音楽教育を受けていることが前提の試験のため、偏差値では測れない入学難易度になります。
大阪音楽大学のお嬢様度を判定!
学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!
大阪音楽大学の総合的なお嬢様度はB+ランクです。
大阪音楽大学は、110年以上の歴史がある私立の音楽学校の系列大学であることや、学費や楽器費用、レッスン費用といった高い教育費用など、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。
学費は一般私大より高いものの学科によりばらつきがあり、入試難易度も長年の音楽教育を受けていないと入学が難しい学科と、音楽教育を受けていなくても受験ができる学科があります。
そのため、「音楽教育を重視した伝統あるお嬢様大学」としてB+ランクの判定となりました。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 歴史・伝統 | A |
| 教育理念・校風 | A |
| 一貫教育・内部進学 | -(系列高校無し) |
| 学費・教育環境 | B |
| 学力・入試難易度 | B |
| 知名度 | A |
| 全体評価 | B+ |
一方で、大阪音楽大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!
大阪音楽大学の総合的な庶民度はB+ランクです。
庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。
大阪音楽大学では、奨学金を利用している学生は約2.4人に1人だったり、系列校がなく内部生はいないことなどから庶民度はB+ランクの判定となりました。
学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率) | B+ |
| 外部生の多さ | A |
| 出身高校の幅(公立含む) | B |
| 学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP) | C |
| 実務的か(実技や資格、就職に強い) | B |
| 全体評価 | B+ |

