玉川大学は、創立時から幼児~中学校までの一貫教育を掲げている玉川学園の系列大学であることや、広大なキャンパス、学費が一般の私大より高いことなど、共学ですが「お嬢様大学」というイメージがあります。
一方で、奨学金を利用している学生は約5人に1人だったり、公立高校からの合格者も多く、実態は一般家庭出身でもなじみやすい大学です。
玉川大学について調べると、
「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「内部進学の人がいる中で、友達がつくりにくかったりする?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
「アルバイトしたら浮く?」
と、気になったり、不安になったりしますよね。
本記事では、玉川大学の学生は一般家庭が多いのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!
玉川大学はお嬢様ばかり?一般家庭でもなじみやすい?
奨学金を利用している学生は約5人に1人
玉川大学では、令和6年度は学部生6264人のうち1373人ががJASSOの貸与奨学金を利用しています。(JASSOの公開資料、大学公式の学部生の数より計算)
貸与率は約22%で、およそ5人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しています。
大学の奨学金の貸与率の全国平均約31%を下回っており、奨学金がなくても学費を払える裕福な家庭が多い印象はありますが、お坊ちゃま・お嬢様ばかりの大学ではないことがわかります。
公立高校からの合格者も多い
玉川大学は公立高校から幅広く受験されており、合格者も多数います。
2026年度高校別の合格実績では、大宮北高校28人、町田高校27人、大船高校25人、豊島高校24人、鶴嶺高校19人、市ケ尾高校18人、栃木女子高校17人、横浜瀬谷高校16人など、関東の公立高校から多数の合格者が確認できます。
合格者全員が入学したわけではありませんが、関東を中心に公立高校・私立高校から幅広く受験されている大学です。
玉川大学がお嬢様イメージを持たれる理由
創立時から幼児~中学校までの一貫教育を掲げている
玉川大学の設立は1947年ですが、学園自体の始まりは1929年(昭和4年)に開学した玉川学園です。
設立時から幼稚園・小学校・中学校の一貫教育の学園で、読み書きだけでなく、自然・芸術・音楽・人格教育まで含めて学ぶ環境が揃っていました。
100年近く前から幼稚園や小学校から一貫で玉川学園に通わせる教育熱心な家庭に支持されており、「お坊ちゃま」「お嬢様」という印象があります。
現在の玉川学園には、幼稚園~中学校だけでなく、高等学校、大学、大学院があり、内部進学やエスカレーター式で進学する学生もおり、「玉川」という学園自体に一貫校ブランドがあります。
広大なキャンパス(東京ドーム約16個分の敷地)
現在の玉川学園(玉川大学含む)の敷地面積は約61万㎡です。
約61万㎡といえば、およそ東京ドーム約16個分、東京ディズニーランドの約1.2倍の広さです。
玉川学園の敷地内には、幼稚園から大学・大学院、研究施設をはじめ、礼拝堂、博物館、農場など様々な施設があります。
創立者の小原國芳さんは、玉川学園を創立するにあたり、様々な教養が身につく全人教育実現するため、自らの理想とする「夢の学校」を作ろうとしました。
そこから、広大な土地を取得し、小田急と交渉して玉川学園前駅を設置するなど、学園都市の規模になっています。
玉川学園高等部から内部進学生がいる
玉川大学には、幼稚園~高等部の一貫の系列校があり、玉川学園高等部があります。
玉川学園は幼稚部~高等部まで、エスカレーター式で内部進学する学生が多い学園です。
玉川学園の小学部から中学部へは約90%が内部進学しますが、高等部から玉川大学は約30%が内部進学し、残りの7割は外部(国公立大学や有名私立大学、海外の大学など)へ進学する傾向があります。
2025年度の玉川大学の入学者は1457人で、同年度に玉川学園高等部から玉川大学へ進学した人数は65人でした。
割合では、新入生全体の約4.5%になり、およそ20人に1人が玉川学園高等部からの内部生ということになります。
玉川学園は、幼稚部・小・中・高の学費が年間100万円を超えており、
玉川学園高等部から進学した内部生は、一般私大の学費と同程度の学費を毎年払っているような裕福な家庭が多いと考えられます。
学費は一般の私大より高い
玉川大学の学費は、一般的な私立大学より高い(約1.3~1.5倍ほど)です。
玉川大学の2026年度の初年度納付金は、学部・学科によりおよそ177~208万円です。
学費以外にも交通費や教科書代、諸経費も含めると、
大学4年間で700万~900万円以上程度の教育費用になることが考えられます。
学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。
玉川大学の偏差値は?
玉川大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値は35.0~55.0前後で、
2026年度の一般選抜では、延べ3366人の受験に対して1982人が合格し、全体では約1.7倍の倍率となっています。
(併願も可能な入試方法のため、実際の受験人数ではなく延べ人数になります。)
学部による差が大きく、入試倍率は1.1~5倍ほどになっており、教育学部は偏差値45.0~55.0、入試倍率5.0倍と高い難易度になっています。
基本的には、教育を重視する家庭のお嬢様は家庭教師など校外でも教育を受けていることが多く、
お嬢様大学といえば偏差値が高いことが多いですが、玉川大学の場合は学部により差があります。
玉川大学のお嬢様度を判定!
学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!
玉川大学の総合的なお嬢様度はAランクです。
玉川大学は、創立時から幼児~中学校までの一貫教育を掲げている玉川学園の系列大学であることや、広大なキャンパス、学費が一般の私大より高いことなど、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。
玉川学園高等部から進学した内部進学生がいますが、入学人数における内部生の割合は少ないです。
そのため、「一貫教育の歴史あるお嬢様大学」としてAランクの判定となりました。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 歴史・伝統 | A |
| 教育理念・校風 | A |
| 一貫教育・内部進学 | A+ |
| 学費・教育環境 | A |
| 学力・入試難易度 | B |
| 知名度 | A |
| 全体評価 | A |
一方で、玉川大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!
玉川大学の総合的な庶民度はB+ランクです。
庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。
玉川大学では、奨学金を利用している学生は約5人に1人だったり、公立高校からの合格者も多いことから庶民度はB+ランクの判定となりました。
学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率) | B |
| 外部生の多さ | A |
| 出身高校の幅(公立含む) | A |
| 学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP) | B |
| 実務的か(実技や資格、就職に強い) | B |
| 全体評価 | B+ |


