和洋女子大学は、130年続く伝統ある女子校の系列大学であることや、和洋女子系列女子校が進学校で内部進学生もいることなど、「お嬢様大学」というイメージがあります。
一方で、奨学金を利用している学生はおよそ3人に1人だったり、公立高校からの進学も多く、実態は一般家庭出身の学生が多いです。
和洋女子大学について調べると、
「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「内部進学の人がいる中で、友達がつくりにくかったりする?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
「アルバイトしたら浮く?」
と、気になったり、不安になったりしますよね。
本記事では、和洋女子大学の学生は一般家庭が多いのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!
和洋女子大学はお嬢様より一般家庭出身が多い?
奨学金を利用している学生は3人に1人
和洋女子大学では、令和6年度に学部生2609人のうち810人が日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しており、利用率は約31.0%です。(JASSOの公開資料より計算)
およそ3人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しており、一般家庭が多いこともわかります。
全国の大学学部の平均貸与率は約3割となるため、和洋女子大学の貸与率はほぼ全国平均です。
そのため、一般家庭出身でも、アルバイトをしても浮かないか?、金銭感覚が合わず友達ができないんじゃないか?という心配は払しょくできます。
附属女子中高からの内部進学生がいる
和洋女子大学には、系列の和洋国府台女子中学校・高等学校と和洋九段女子中学校・高等学校があります。
系列女子中高から、和洋女子大学に内部進学する人もいます。
2024年度は、系列女子中高から和洋女子大学へ54人が内部進学しており、
2024年度の大学入学者数は633人なので、内部進学者の割合は約8.5%です。
内部進学者の割合が8.5%というのは、他のお嬢様大学と比べると内部進学者が多い方です。
(近年は付属の中高一貫校から外部の難関大学へ出ていくケースが多いです。)
内部進学者が多数を占めるわけではありませんが、現在も中高から大学へ続く女子一貫教育の文化が残っており、お嬢様イメージにつながっていると考えられます。
公立高校からの合格者も多い
和洋女子大学は、系列の中高から内部進学する学生もいますが、公立高校からの合格者もたくさんいます。
2026年度の高校別合格実績では、千葉女子高校19人、千葉西高校14人、鎌ヶ谷高校13人、成田国際高校13人、千葉北高校12人、若松高校11人、佐倉東高校11人、木更津高校11人、木更津東高校10人、佐原・長生・磯辺・津田沼・松戸六実・柏の葉・幕張総合高校が各9人など、千葉県内の公立高校から多数合格者が出ています。
高校別の合格実績を確認すると、千葉県内の公立高校で、特に偏差値50台~60台前半程度の中堅進学校からまとまった合格者が出ています。
一方で、私立高校からも多くの合格者が出ています。
2026年度では、植草学園大学附属高校15人、八千代松陰高校14人、千葉敬愛高校・千葉明徳高校各13人、江戸川女子高校12人などの合格実績が確認できます。
合格者全員が入学したわけではありませんが、私立の名門女子校や中高一貫校の学校出身者ばかりが集まる大学ではないことがわかります。
和洋女子大学がお嬢様イメージを持たれる理由
130年続く伝統ある女子校の系列大学
和洋女子大学が設立されたのは1949年ですが、和洋女子系列の始まりは、1897年(明治30年)に設立された和洋裁縫女学院です。
1897年に和洋裁縫女学院が設立された後、1901年に和洋裁縫女学校、1928年に和洋女子専門学校、1949年に和洋女子大学と発展しています。
明治時代は女性がまだまだ高度な教育を受けることは当たり前でなく、和洋女子の学校の発展と共に、裁縫だけでなく数学など基礎学問、手に職をつけるための家政学などへ教育を広げていきます。
和洋女子には130年近く女子校としての歴史があり、まだまだ昭和時代では進学率も高くなかったことから、私立の伝統ある女子大学という印象が幅広い世代であると考えられます。
系列女子校が進学校
和洋女子大学には系列の女子中高が2校あり、和洋国府台女子中学校・高等学校と和洋九段女子中学校・高等学校のどちらも進学校です。
特に和洋国府台女子高校は特進コースの偏差値が62程度あり、千葉大学・東京外国語大学・早稲田大学・上智大学などへの合格実績もあります。
和洋女子系列の中高一貫女子校の学力が高いことも、和洋女子系列全体の知的なイメージを押し上げていると考えられます。
学費は一般の私大と同等
和洋女子大学の学費は、一般的な私立大学の平均程度にはなります。
和洋女子大学の2026年度の初年度学費は、約137万~193万円程度です。
看護学部が約193万円と高い学費に見えますが、私大の看護系学部は全国的に学費が高く、学部別でみると一般的な私大と同程度の学費です。
学費だけでも大学4年間で450万~800万円程度の費用になることが考えられます。
学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。
和洋女子大学の偏差値は?
和洋女子大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値はBF~42.5前後です。
2026年度の一般選抜A日程では、全学科を合わせて297人の受験に対して234人が合格し、全体では約1.27倍の倍率となっています。
学部により差がありますが、入試難易度が高いとは言えないため、幼少期から英才教育を受けているお嬢様が多いとは考えにくいです。
和洋女子大学のお嬢様度を判定!
学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!
和洋女子大学の総合的なお嬢様度はBランクです。
和洋女子大学は、130年続く伝統ある女子校の系列大学であることや、和洋女子系列女子校が進学校で内部進学生もいることなど、伝統ある女子大学として、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。
学費は一般私大と同等で、入試難易度も難関というわけではありません。
内部生の割合は比較的多いですが1割未満で、ほとんどの学生が一般家庭に近い経済感覚であると考えられます。
そのため、「お嬢様イメージがある伝統ある女子大学」としてBランクの判定となりました。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 歴史・伝統 | A |
| 教育理念・校風 | B |
| 一貫教育・内部進学 | A |
| 学費・教育環境 | B |
| 学力・入試難易度 | C |
| 知名度 | B |
| 全体評価 | B |
一方で、和洋女子大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!
和洋女子大学の総合的な庶民度はAランクです。
庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。
和洋女子大学では、およそ3人に1人が奨学金を貸与されており、系列校以外からの外部生が9割以上で、公立高校出身者も多く、庶民度はAランクの判定となりました。
学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。
| 判定項目 | 評価 |
|---|---|
| 一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率) | A |
| 外部生の多さ | A |
| 出身高校の幅(公立含む) | A |
| 学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP) | B |
| 実務的か(実技や資格、就職に強い) | A |
| 全体評価 | A |


