聖路加国際大学はお嬢様大学?学費・校風・内部進学からお嬢様度を判定!

聖路加国際大学はお嬢様学校 お嬢様大学

聖路加国際大学は、日本の看護学・看護教育を先導してきた歴史や、キリスト教に基づいた奉仕の精神と医療・看護教育など、「お嬢様大学」というイメージがあります。

一方で、奨学金を利用している学生は約8~9人に1人公立高校からの合格者も多くおり、実態は一般家庭出身でもなじみやすい大学です。

聖路加国際大学について調べると、

「本当にお嬢様ばかりいる?」
「裕福な家庭の学生はどれくらいいる?」
「一般家庭出身だと、周りから浮く?」
「ブランド品を身につけるのが当たり前の人ばかり?」
「アルバイトしたら浮く?」

と、気になったり、不安になったりしますよね。

本記事では、聖路加国際大学の学生は一般家庭が多いのか、なぜお嬢様学校と言われるのかについて調査しました!

聖路加国際大学はお嬢様ばかり?一般家庭でもなじみやすい?

奨学金を利用している学生は約8~9人に1人

聖路加国際大学では、2024年度に56人が日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しています。(JASSOの公開資料より計算)

聖路加国際大学の学部在籍者数460人をもとに計算すると、貸与率は約12%で、
およそ8~9人に1人が返済を必要とする奨学金を利用しています

大学の奨学金の貸与率の全国平均約31%を大きく下回っており、
貸与率約12%というのは、他のお嬢様大学からみてもトップクラスの低貸与率であり、
裕福な家庭が多い印象を受けますが、お嬢様ばかりの大学ではないこともわかります

公立高校からの合格者もいる

聖路加国際大学の高校別の2026年度合格実績では、少なくとも16校の公立高校から合格者が出ていることが各校の合格実績より分かります。

県立相模原高校や川越女子高校、東葛飾高校、新宿高校、三田高校、川和高校、厚木高校など、首都圏の公立進学校から幅広く合格者が出ています。

合格者全員が入学したわけではありませんが、私立の名門女子校や中高一貫校の学校出身者ばかりが集まる大学ではないことがわかります。

学生の約96%が女性

聖路加国際大学はもともと女子学生のみの看護教育機関でしたが、2000年に男女共学化しています。

しかし現在も学生のほとんどが女性で、2025年度の看護学部は、学生数に458人対し女性が444人、男性14人で女性比率96.9%です。

また、聖路加国際大学に付属女子校があるわけではなく、内部進学生はおらず、幅広い高校から入学している女子学生ばかりのため女性にとっては特に友達がつくりやすい環境だと考えられます

聖路加国際大学がお嬢様イメージを持たれる理由

日本の看護学・看護教育を先導してきた歴史ある大学

聖路加国際大学は、日本の看護学・看護教育を長年にわたって先導してきた大学です。

前身となる看護婦学校は1920年に開校し、看護婦を育てるだけでなく、日本の看護水準を高めるための指導者の育成にも力を入れていました。

1964年には聖路加看護大学を開学し、私立大学として日本で初めての4年制看護学部を設置しています。
1980年には大学院修士課程、1988年には日本初となる看護学研究科の博士後期課程を設置しています。

聖路加看護大学は、看護婦の育成だけでなく、指導者・研究者・高度専門職を長年育成しており、
日本の看護学・看護教育を先導してきた名門校です。

キリスト教に基づいた奉仕の精神と医療・看護教育

聖路加国際大学の看護教育の方針として、キリスト教に基づく「人への奉仕」の精神があります。

看護学部では、卒業時に身につける能力の一つとして、キリスト教の愛の精神に基づき、さまざまな背景を持つ人を理解し、寄り添う力を掲げています。

看護技術だけでなく、人間性や倫理観も磨いていくという考え方です。

そういった品格や教養を重視した看護教育が、お嬢様イメージにつながっています。

【豆知識】なぜキリスト系の教育はお嬢様学校と言われるのか

キリスト教系の学校は、鎖国から開国して間もなく、日本の女子教育を早くから支えた存在です。

鎖国から開国し、その後数十年、日本の女性が中学校や高校などに進学することは当たり前ではありませんでした。

その中で外国人宣教師や修道女が女学校を開き、女子に基礎的な読み書きや計算だけでなく、高度な教育である語学やキリスト教など幅広い教養を教えはじめます。
文部科学省の教育史でも、明治初期の女子教育が進んだ主な要因はキリスト教宣教師の活動だったと説明されています。

当時、娘を私立の女学校へ通わせられる家庭は限られていたため、結果として社会的・経済的に余裕のある家庭のお嬢様が集まりやすくなりました

令和の時代には女性が大学へ行くことや、社会進出することは当たり前になっていますが、鎖国から開国したのは1854年で、まだ200年経っていません。
昭和末期(1988年頃)でさえ、4年制大学への進学率は25%前後(女性は12%前後)のため、高度な教育を受けられるのはお嬢様キリスト教で身につく教養が育ちの良さにつながるといった価値観を持つ世代の人もいます。

実践的な看護教育と看護師国家試験にも強い名門大学

大学と同じ学校法人が運営している病院に聖路加国際病院があります。

大学と病院が法人として一体化しており、大学は「教育」、病院は「臨床」という、教育+研究+臨床を一体化した体制で実践的に学べるようになっています。

また、看護師国家試験にも強く、2026年度の看護師国家試験は、新卒合格率99.2%で、例年高水準での合格実績があります。

実践的な教育体制や、看護師国家試験の高水準な合格実績など、医療界・看護界の中でも名門校というイメージのある大学です。

学費は一般の私大より少し高い

聖路加国際大学の学費は、一般的な私立大学のより少し高いです。
聖路加国際大学の2026年度の初年度納付金は、約193万円です。
私大の看護系の学部の中では平均程度になりますが、一般的な文系学部よりはかなり高いです。

学費以外にも交通費や教科書代や諸経費も含めると、
大学4年間で700万円以上程度の教育費用になることが考えられます。

学費を奨学金で補うような学生もいれば、親が全額払っている裕福な家庭の学生など、様々な経済事情の学生が入り混じっていると考えられます。

中央区・築地にキャンパスがある都心の立地

聖路加国際大学のキャンパスは、東京都中央区明石町にあり、築地・新富町エリアで、銀座にも近い都心の立地です。

同じエリアに聖路加国際病院があり、ほぼ女性だけの小規模キャンパスのため、落ち着いた知的で上品なイメージがあります

聖路加国際大学の偏差値は?

聖路加国際大学の偏差値は、各種予備校が発表している2026年度の偏差値は55.0~60.0前後で、
2026年度の一般選抜(一般A方式、一般B方式、共通テストC方式)は、実質倍率3.8倍で、受験者475人に対し合格者125人です。

偏差値や入試倍率からも明確に難関大学とわかり、知的な印象もお嬢様イメージにつながっています。

聖路加国際大学のお嬢様度を判定!

学校の歴史・教育理念・内部進学・学費・入試難易度・社会的イメージをもとに、お嬢様度を独自に判定しました!

聖路加国際大学の総合的なお嬢様度はAランクです。

聖路加国際大学は、日本の看護学・看護教育を先導してきた歴史や、キリスト教に基づいた奉仕の精神と医療・看護教育など、お嬢様大学のイメージを持たれやすい学校です。

学費は一般私大より少し高く、入試難易度も難関大学で、知的で落ち着いた育ちの良さそうな学生が多そうな印象があります。
付属高校はないため内部生はおらず、幼少期から英才教育を受けるような生粋のお嬢様は少ないと考えられます。
そのため、「キリスト教に基づいた看護・医療の名門お嬢様大学」としてAランクの判定となりました。

判定項目評価
歴史・伝統A
教育理念・校風A
一貫教育・内部進学
学費・教育環境A
学力・入試難易度A
知名度B
全体評価A

一方で、聖路加国際大学で、一般家庭の学生でもなじみやすいのかも独自に判定しました!

聖路加国際大学の総合的な庶民度はB+ランクです。

庶民度は、お嬢様大学の中で一般家庭の学生にとって、価値観が合うか?友達は作りやすいか?アルバイトしても浮かないか?の指標として判定しました。

聖路加国際大学では、奨学金を利用している学生は約8~9人に1人公立高校からの合格者も多くおりから庶民度はB+ランクの判定となりました。

判定項目評価
一般家庭の学生の多さ(奨学金貸与率)B
外部生の多さ
出身高校の幅(公立含む)A
学生の規模(マンモス校はなじみやすさUP)
実務的か(実技や資格、就職に強い)A
全体評価B+

奨学金の貸与率が低いことや、偏差値の高さから、塾の費用など教育費用にお金をかけている家庭が多い印象を受けますが、
公立高校から幅広く合格者がいたり付属高校がないことから、とびぬけたお嬢様ばかりというのは考えにくく、
学生全員がブランド品で身を固めていたり、アルバイトなんて考えたこともない、といったことは考えにくいです。