東京で「お嬢様大学」として特に有名な大学は、「3S」と呼ばれる聖心女子大学・白百合女子大学・清泉女子大学の3校ですが、
現在では大学から一般入試で入学する学生も多く、学生のほとんどがお嬢様といった大学は少なくなってきました。
本記事では、東京のお嬢様大学(東京近郊含む)を、伝統や校風、学費や奨学金貸与率、内部進学率などから、現在もお嬢様ばかりなのか調査しまとめました。
東京のお嬢様大学を比較&ランク付け
東京のお嬢様大学を、学費や奨学金貸与率、内部生の割合、校風や教育方針、キャンパスの立地や校舎、教育設備などを踏まえ、お嬢様度ランク順に一覧にしました。
各大学名のリンクから、お嬢様度ランクの理由や、校風や伝統、教育設備、偏差値や入試倍率、公立高校からの合格実績などについて詳しく解説しているためご参考ください。
情報が古かったり、年度により計算が合わないことがありますがご了承ください。
| 大学名 | お嬢様度ランク | 初年度学費 (入学金込み) | 入学生における 内部生の割合 | 奨学金貸与率 |
| 聖心女子大学 | A+ | 143万円 | 1割弱 | 約12% |
| 桐朋学園大学 | A+ | 約230万円 | 約36% | 約22% |
| 聖路加国際大学 | A | 約193万円 | 付属校無し | 約12% |
| 玉川大学 | A | 約177~208万円 | 約4.5% | 約22% |
| 昭和女子大学 | A | 約141~160万円 | 3~4%程度 | 約19.8% |
| 白百合女子大学 | B+ | 約138万円 | 4~5%程度 | 約17.7% |
| 清泉女子大学 | B+ | 約137~142万円 | 5%程度 | 約18.1% |
| フェリス女学院大学 | B | 約142万円 | 1%以下 | 約20.2% |
| 東洋英和女学院大学 | B | 約135万円 | 2~3%程度 | 約16.6% |
| 実践女子大学 | B | 約145~159万円 | 約2.5% | 約28.7% |
| 東京家政大学 | B | 約141~192万円 | 約5% | 約26.8% |
| 跡見学園女子大学 | B | 約130万円 | 5%以下 | 約26% |
| 大妻女子大学 | B | 140~156万円 | 約4% | 約22% |
※奨学金貸与率について
全国の大学の平均の奨学金貸与率は3割前後のため、全校下回っており裕福な家庭が多い印象があります。
東京のお嬢様大学を様々な要素からチェック!
奨学金貸与率から見た東京のお嬢様大学
奨学金貸与率は、聖心女子大学、聖路加国際大学がおよそ12%、東洋英和女学院大学がおよそ16%と、白百合女子大学がおよそ17%、清泉女子大学がおよそ18%と、全国の水準である3割前後よりかなり低い貸与率になっています。
学生のうち10~8人に1人が奨学金の貸与を受けているのと、3人に1人が奨学金の貸与を受けているのとでは、アルバイトするかどうかやブランド品の服を身につけるかどうかなど、学生の雰囲気もだいぶ変わってくるため、お嬢様が多いほど奨学金貸与率は低いと考えられます。
学費から見た東京のお嬢様大学
東京のお嬢様大学での初年度学費(入学金込み)は、一般的な私大と同程度の大学が多いですが、
抜きんでているのは玉川大学、桐朋学園大学、聖路加国際大学です。
玉川大学は、文系の学部に限らず全体的に、学費が一般の私大と比べ約1.3~1.5倍ほど高いです。
桐朋学園大学は音楽系の大学であり、高い学費となっていますが、全国の私立音大と比較すると学費は同程度の水準です。
聖路加国際大学についても、医療・看護系の大学のため高い学費となっていますが、全国の医療系の私立大学や学部と比べると同程度になります。
また、聖心女子大学は3Sとしても有名なお嬢様学校ですが、学費は一般私大と同程度です。
ですが、聖心女子大学は留学制度が充実しており、留学する場合は学費に加えて留学費用が高額になる場合があります。
他の東京のお嬢様大学についても、文系学部などは一般私大と同程度の学費で、学部が薬学や音楽、医療・看護など専門的な場合は高額になっています。
お嬢様大学の昔と今
昔はお嬢様大学と呼ばれる系列学校は、女子大まで内部進学が当たり前でした。
ですが現在は、系列の高等学校から外部大学へ進学する学生が多く増えています。
そのため、有名なお嬢様大学でも、昔と比べ偏差値・入試倍率の低下、定員割れや、奨学金を利用する学生が増えるなど、伝統や教育設備はお嬢様らしいものの、一般家庭の学生の進学が増えています。
昔はお嬢様の学生ばかりのため「お嬢様大学」というイメージがありましたが、現在は伝統や校風・校舎など教育環境や系列校のイメージが大きいと考えられます。
昔は裕福な家庭ばかり進学していたお嬢様大学が、現在はあらゆる家庭環境の学生も入学でき学ぶことができるようになったことは、現代の女性の進学率向上の表れとなっています。

